
ドッグフードの選び方|年齢・体格・価格の確認ポイント
公開 2026年10月14日/更新 2026年10月14日
子犬・成犬・シニアの表示、体格と活動量、総合栄養食の見方、1日あたりの食費の計算手順をまとめています。計算例の数字は仮の値です。
この記事で分かること
- 成長段階と、小型犬・中型犬などの体格区分を先に見る
- 総合栄養食は、目的と成長段階が書かれているかを確認する
- 給与量は体重と活動量に近い行を、パッケージの表で探す
- 1日の食費は、総額・内容量・1日の給与量から計算する
ドッグフードは、犬の年齢、体の大きさ、1日に食べる量で、合う袋の選び方が変わります。猫用のフードと表示が似ていても、対象動物が違えば別の商品です。
ここでは、種類、ライフステージ、体格と活動量、パッケージの読み方、食費を自分で計算する手順を説明します。仮の数字は計算例であり、相場や適正価格ではありません。
ドッグフードの種類
犬用にも、水分が少ないドライフードと、水分が多いウェットフードがあります。主食として使う総合栄養食と、おやつとして使う間食では、与え方が違います。袋の正面だけで決めず、目的の表示を探します。
犬種名が付いたフードは、その犬種向けと書かれていても、成長段階が子犬用と成犬用で分かれていることがあります。犬種が同じでも、年齢の表示が違う袋は別商品です。
子犬・成犬・シニア犬のライフステージ
段階 1
子犬
成長期向けの表示と、月齢に近い給与量
段階 2
成犬
成犬用の表示と、体重・活動量に近い行
段階 3
シニア
高齢期の表示があるかをパッケージで確認
年齢の区切りは商品の表示に従います。図は確認項目で、必要な栄養量は示していません。
ペットフード公正取引協議会は、総合栄養食を、そのフードと水だけで指定された成長段階の健康を維持できる主食と説明し、成長段階を併記するとしています。子犬、成犬、高齢犬のどれ向けかは、この表示で確認します。
月齢の区切りはメーカーごとに違います。成犬用の開始が12ヵ月の商品もあれば、犬種によってそれより遅い、または早いと書かれた商品もあります。今の月齢が範囲に入るかは、個別のパッケージを見ます。
参照: ペットフード公正取引協議会「総合栄養食とライフステージ」
体格や活動量で確認すること
同じ成犬用でも、小型犬用、中型犬用、大型犬用と分かれた商品があります。粒の大きさや給与量の表が、体格ごとに作られているためです。小型犬の家で大型犬用の表をそのまま使うと、1日の量がずれます。
活動量は、よく歩く犬と室内で過ごす時間が多い犬で違います。パッケージに活動量別の行があるときは、その行を見ます。行がないときは、体重の行だけを使い、運動量で量を変える判断は獣医師や商品の問い合わせ先に確認します。
- 対象の犬種または体格の区分
- 成長段階と月齢の範囲
- 今の体重に近い給与量の行
- 活動量の区分があるか
- 1日に何回に分けると書かれているか
総合栄養食などの表示の見方
目的の区分は、総合栄養食、間食、療法食、その他の目的食です。総合栄養食は主食、間食はおやつなどの位置づけです。療法食は獣医師の指導のもとで使う食品として説明されています。持病がある犬の食事を、この記事の一般的な見方だけで切り替えないでください。
原材料・成分表示・給与量の確認方法
原材料名は、配合の多い順に並ぶのが一般的です。肉類と書かれているか、特定の肉の名前が書かれているかは、商品の表示をそのまま読みます。書かれていない原料を、商品名から推測して補いません。
成分の保証値は、たんぱく質や脂質など、項目がそろっているもの同士で見ます。数値が高いことが、その犬に必要だという意味にはなりません。必要量は犬の状態で変わるため、ここでは優劣を付けません。
給与量の表は、体重の行を縦に見て、今の体重に一番近い行を使います。表と実測の体重が離れているときは、前後の行を見て、中間を自分で按分するのではなく、商品の案内に従います。
内容量と保存方法
内容量はキログラム表示をグラムに直すと、後の計算が揃います。2kgは2,000gです。小分けの個包装がある商品は、1袋の中の個数が内容量と別欄になっていることがあるので、総量を読み違えないようにします。
開封後は、湿気、虫、高温を避けるよう書かれた商品が多いです。保存期間を過ぎたフードを使い続ける判断は、表示の期限に従います。期限の記載がない場合は、販売者に確認します。
1日あたりの食費を考える方法
食費の目安は、支払う総額、袋の内容量、1日に与える量の3つがそろってから計算します。どれか一つが仮のままなら、結果も仮です。
- 仮の総額 4,000円
- 仮の内容量 2,000g
- 仮の1日の給与量 80g
- 4,000円 × 80g ÷ 2,000g = 1日160円
下の数字は計算手順を示すための仮の値です。実際の価格、給与量、内容量ではありません。
式は、総額 × 1日の給与量 ÷ 内容量です。上の図の4,000円、2,000g、80g、160円は、式の動きを見せるための仮の数字です。ショップの価格でも、パッケージの給与量でもありません。
セット販売は、総額に含まれる袋数を内容量に掛けてから割ります。1袋2,000gが2袋なら、内容量は4,000gです。送料が別のときは、比べたい範囲に送料を入れるかを先に決め、入っていない掲載と混在させません。
関連商品の価格を比較する
価格と送料は、次の商品ページでショップの掲載を見比べます。この欄には金額を出していません。
よくある質問
小型犬用と全犬種用は、同じ成犬用ですか?
どちらも成犬の成長段階でも、体格の区分が違えば給与量の表が違います。全犬種用は体重の行が広いことがあるので、自分の犬の体重の行があるかを確認します。
1日の食費が計算できれば、そのフードが安いと言えますか?
計算は、同じ与え方をしたときの金額の比較です。栄養が足りているか、犬がそのフードを食べるかは別です。金額の大小だけで食事を決めません。
子犬用を成犬が食べてもよいですか?
対象の成長段階が違います。成犬に子犬用を続けるかどうかは、パッケージの注意と獣医師の判断に従ってください。この記事では替えてよいとは書きません。
まとめ
ドッグフードは、成長段階、体格、活動量、目的の表示、給与量の順に見ると、違う袋を同じ条件で比べやすくなります。食費は仮の数字と実際の表示を混ぜず、総額と内容量と1日の量から計算します。


